どうも!
美人メイドが働いている屋敷に産まれたかった、ZeNNy(@Zenny_Sicorski)です。
今回は、サークル「人生横滑り。」さんのエロ同人誌、
『メイドのおしごと。』
のレビューをしていきたいと思います。
エロ同人誌『メイドのおしごと。』の作品情報
さらに詳しく
メイドと少年と言えば「おねショタ」が定番だが……
優太:
思春期真っ盛りの男子中学生。
悪友とのAV鑑賞をきっかけに、住み込みメイドのミサトさんを意識することに……
美里 加奈子:
メイドとして優太の家で働いている35歳の女性。
優太が小さい頃から世話を行っている、母親のような存在。
この作品は、思春期に突入した男子中学生「優太」が、AV鑑賞をきっかけに、メイド「美里 加奈子」を女性として意識し始めるシーンからスタートします。
優太には母親が存在せず、父親も海外出張で家を留守にしがちなので、幼い頃から一緒に食事をとったり、常にお世話をしてもらっていたりするミサトに対して、まるで母親や姉かのような感情を持ちあわせていました。
(そのはずなのに……)
悪友「佳祐」に唆された「頼めばアソコ見せてもらえるかもよ?」という一言が頭から離れません。
いけないことだとは思いつつも、シャワー中のミサトの下着を拝借し、まるで本物の家族のような存在であったミサトに対して、身体を重ねる想像をしながら夢中で自慰行為にふけってしまい……
キャラクターの緻密な心情描写
この作品の最大の特徴として、メインである二人のキャラクターの、心理・心情描写が非常に丁寧に描かれているという点が挙げられます。
まず、メイドのミサトさんですが、下着に精液をぶっかけられたにも関わらず、冷静沈着に状況分析を始め、優太の甘い考えを全て見透かした上で、「大人」としての立場で彼を優しく叱ります。
よくあるおねショタ作品の場合だと、
「あら……あの子ったらイケナイ子♡」
「お姉さんが優しく性について教えてあげなくちゃ(使命感)」
からの純愛即ハメボンバーみたいな展開になることが多いんですが、この作品はそこまで雄ガキに甘くはありません。
一応エロ作品ではあるので、情事に至る流れにはなるものの、そこには一応小さい頃から面倒を見ているという義務感や、多少の同情心しか存在しません。
手当のつかない気怠い仕事が一つ増えてしまったと、そんな風にしか思っていない様子です。
しかし、そんな彼女も一人の人間。
僅かながらの肉体的欲求や、生来の押しに弱いという性格ゆえか、合間合間に少しだけ快楽を求めるような描写がされています。
今巻は気怠い性教育のような感じで終わりますが、こんな彼女も少年とのSEXの快楽に溺れてしまう日が来るのでしょうか。
そして、キャラクターが丁寧に描かれているという点は、竿役である男子中学生「優太」も例外ではありません。
ただのシンボルとしての竿役ではなく、彼も思春期にありがちな悩みを抱え、葛藤します。
ショタの皮を被っているけど中身はオッサン、というおねショタ作品は掃いて捨てるほど存在しますが、この作品では優太の心情描写も丁寧に描かれているため、作品としてのクオリティが数段階高まっています。
男子中学生なんてはっきり言ってちんぽの擬人化みたいなもんですが、それは優太少年も例外ではありません。
一見ミサトさんを思いやっているようで、実際のところちんぽに脳みそを操縦されているとしか思えない行動は、いまだ人格が未形成で不安定な時期である思春期を上手く描いていたと思います。
果たして優太少年はミサトさんと心を通わせたSEXを行うことはできるのでしょうか。
高い画力と芳醇な年増メイドの魅力
この作品、キャラクターの緻密な描写に加え、エロ漫画としての画力も非常に高いです。
35歳のミサトさんは、下手をすると熟女に片足を突っ込んでいる年齢です。
サンプル画像だけではなかなか伝わりませんが、そんなミサトさんの、芳醇でムワッとした濃厚な空気が漂うようなシーンがいくつか存在します。
こう言うとなんだか下品な印象を持つ方もいるかもしれませんが、元々この作者さんの画風なのか、ミサトさんの表情が非常に上品なので、これが良い塩梅にギャップを生みだしシコリティーが高くなっています。
優太少年が必死に性行為をお願いするシーンもなんだかうなづけてしまう、そんな色香が漂うミサトさんでした。
まとめ
今作品の魅力・特徴をまとめます。
ココがポイント
- 年増メイドと思春期男子中学生の心情を丁寧に描き、作品のリアリティーが高まっている。
- ページ数の限られた商業エロ漫画では描ききれない「過程」を楽しむことができる。
- 程よく熟れているミサトさんの肉体や、達観した精神面にエロスを感じる。
もちろん従来のおねショタはそれはそれで魅力がありますが、この作品は他とは一線を画すクオリティに感じました。
DLsiteやFANZAのレビューが非常に高いのも納得です。
ちなみにこの作品、2020年7月現在、全部で3巻出ており私は全て読み終わっています。
また時間が出来次第、残りもレビューしていきたいと思います。